How We Make It
舞台美術によって床面に生じる大きな矩形を九場は渋谷赤坂の地図として用いよう八場とか十場は象徴的に交差点として認識しようみたいにそれをどうやって用いるかの具体的アイデアがリハーサルしながらどんどん出てくるようになったしいい美術だなと思う。八場中間さんは〈想像〉のトラックの基本構成ができたこのあとはこれがひたすらダイナミックになっていけばすなわちお金の力が身体を押し流すその力が強くなっていけばよい。九場板橋さんとは渋谷を俯瞰する地図の〈想像〉というかゴジラみたいに巨大になって渋谷を移動している〈想像〉とごく普通の等身大の自分から見える情景の〈想像〉とが同時に走ってる状態をつくって身体をバグらせるというのをやりたいと思った。渡邊さんとの十場のリハーサルでは特に前半部分において繰り返されるにつれ〈想像〉との戯れの爆発が生じづらくなってきたのでインプロのこと〈想像〉が無意識っぽく反映することなど話す因みに渡邊さんメタリカ好きらしい。(10月13日急な坂スタジオでのリハーサル最終日来週からKAATアトリエ)

