第62回岸田賞の選考とかの日々

  • 今月17日にQ『妖精の問題』公演のアフタートークにゲストとして出演することになっていて、市原佐都子さんがその戯曲を送ってくれていたので読む。面白い。のびのび書く、というのはまさにこういうことではないだろうか。そしてそれが力強い。言葉がドライブしてる。もっと長くしたほうがいいと思った。もっと執拗に、見ていて読んでいて、疲れてくるくらい。〈妖精〉という、かわいらしいイメージを持つ言葉の使いみちの、過激な新しい提案。イプセンが〈人形〉という言葉でやったことの、〈妖精〉バージョン。