寄稿
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MUGEN∞能 福岡公演 / 坂口貴信のフォース
今年六月に知人に誘ってもらい、できたばかりの東京・銀座の観世能楽堂に赴いて見た『三人の会』は、実に見応えがあった。なかでも「海士」のシテを演じた坂口貴信には衝撃を受けた。
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『三月の5日間』は知っている ――九龍ジョーの見たチェルフィッチュ20年史
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岡田利規寄稿 幽霊の生は大事な問題だ
今年の三月、『部屋に流れる時間の旅』という新作の世界初演を京都で行った。この新作にも近年の私の作風に違わず幽霊が登場する。ある男の亡くなった妻の幽霊が主人公、という芝居である。
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岡田利規寄稿 パリ同時テロ事件を考える『そのとき僕の周りで起こっていたこと』
僕の主宰するチェルフィッチュという名の演劇カンパニーは毎年のように海外公演ツアーをやっている。今年の秋のツアーは、ヘルシンキ、ベイルート、パリ、の3都市だった。
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この予定が決まった時点で出演者のひとりが懸念を示した。ベイルートが公演地のひとつになっていることについて、危険な場所というイメージのある地にわざわざ出向くことにためらいをおぼえたのだ。 -
個人的な新鮮
以下、近年私に起こったとあるささやかな変化について。
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私は芝居を作ってる。だから、登場人物を考えるとかドラマを考えるということを、仕事としてやることになる。