How We Make It
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四場中間さん素直にテキストと関係しようとしてる。五場石倉くんテキストからどれだけ攻撃性を自分が得られるかにすぐれて野心的。中間さん以外の役者にも素直さはあるし石倉くん以外の役者だってアグレッシブだが中間さん石倉くんのそれはふたりの個性としてフィーチャーしたくなるなぜかはわからない。渋谷さんにはできるだけ性的にディープな〈想像〉を思い描いた状態をつくってほしくなるなぜかはわからない。七月の豊橋のリハーサルのとき彼女の普通さがヤバいということに気づいたけれどそれと関係あるかも。今やってる作業は動きを生み出すための種を仕込んでいるのだとみんなに確認。九場板橋さんかなり具体的にこの場を成立させる〈想像〉の持ち方の構成のベースつくれた。渡邊さん咀嚼への意気込み唾液を熱心に混ぜていくでも今はまだそこに一所懸命にならなくていいから〈想像〉を形成してほしいと伝える。せりふを自然にしゃべることは究極的には意味がないと話す。(10月3日急な坂スタジオ)
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本格的リハーサル日々はじまり。本読み。今まで本読みなんてチェルフィッチュは意味ないと思ってたからちゃんとやったことないが今回はディープにやる。〈想像〉の形成のためである。板橋さん観客との関係にヴィヴィッド。が今はそれより〈想像〉の形成が優先。渋谷さんテキスト発するとき自分の中で何が起こっているかにヴィヴィッド。〈朝マック〉という〈想像〉。リオンくんテキストをわかったふうにしゃべらないようファンダメンタルに読んでる。〈花柄の服〉という〈想像〉。朝倉さん表面的にもおもしろいけど〈想像〉についてのアイデアもおもしろいそのおもしろさが表面上のおもしろさと拮抗してるのをはっきり見える状態にまで持ってきたい。〈石切り〉という〈想像〉。渡邊さんテキストの咀嚼のため唾液を念入りにそこに混ぜ合わせてく感じ。(10月2日急な坂スタジオ)